ワッツタワーというバンドのリーダー?の岸野氏のバースデーパーティーライブに、何と、お祝いとしてスパークスがミニライブをやると言うので馳せ参じる。開場と同時に、北親子が2階の席を確保してくれたので、遅参するも、横の方だが座って見る事が出来た。
オープニングは、Alfred Beach Sandalというギター・デュオで一人が歌う。次が戸川純、風邪をひきのため調子が最悪との事で、確かに声も辛そうだ。次にいよいよスパークス登場。顔見せ程度にカラオケ口パクぐらいで、適当にお茶を濁すのかと思いきや、予想は大きく外れる。
何とロンのピアノ(YAMAHA MOTIF XF8)のみをバックにラッセルが歌う。そう、まるで誕生パーティーに来ていた彼らが、じゃ、ちょっと歌いましょうかと、そこで始めた感じだ。
今まで座っていた2階の客も、前の数列を除いて皆立ちあがる(そうしないと実は良く見えない)。もう出だしから、あまりの素晴らしさに息を呑む。一切のギミック無しで、あの語数の多い長い歌詞を歌う。若干、喉の調子が悪そうで、曲が終わると、しきりに水を飲んでいたが、終わってみればアンコールを含め7曲を歌い上げ、涙が出そうなぐらい感動しました。岸野氏にも感謝。

ロンがリクエストしたキーボードが届かず、マルチプルを頼んだのに、そうじゃない!なんて言っていたらしいが、なんとリハの途中で、リクエストしていたブツが発見されたりして、結構混乱していた模様。
シークレットゲスト:R&R Brothers (From LA)
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Dick Around
Never Turn Your Back On Mother Earth
This Town Ain't Big Enough for Both of Us
Change
Something for the Girl
・・encore
I Married Myself